• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 公務員・法律・政治
  • 弁護士
  • 楽しいことと大変なことを教えて!
弁護士の楽しいことと大変なこと

弁護士の楽しいことと大変なこと

全国のオススメの学校

人によって異なる部分はあると思いますが、弁護士が仕事にやりがいを感じるのは、人から感謝され、人の人生や社会に大きな影響を与える事柄にかかわることができること。大変なことはその裏返しで、やはり業務に対する責任が非常に重いことと、自分のスキルでお客さまからご依頼を頂くので日々の研鑽が欠かせないこと、単純に仕事が忙しいことも挙げられるそうです。ここでは、具体的な話を見ていきましょう。

弁護士をしていて楽しいこと

▼仕事のやりがいとは
人によってやりがいは異なると思いますが、一例を挙げると以下のようなものになるでしょう。
一つめは、会社員のように雇われているわけではないので、一定の法分野など、自分の興味のあることをとことん突き詰めて研鑽を積んでいくことができる、自由に好きなことを仕事にできるということ。
二つめは、さまざまな立場の方の人生に関わることや、様々な裁判や法令作りなど社会に大きな影響を与える事柄にも関わることができること。
三つめは、なにより、人から「ありがとう」と言われる、仕事をして心からの感謝の言葉をもらえるということです。

弁護士をしていて大変なこと

とにかく忙しいです。ただ弁護士は仕事好きの人が多く、土日も休暇先でも仕事をしている人も多いと思います。大変ですが、やりがいの一つでもあります。

これ以上に大変なことの一つは、これもやりがいと表裏一体の部分がありますが、業務に対する責任が非常に重いという点が挙げられます。業務の内容が、人の人生や社会に大きな影響を与える事柄であることの裏返しで、責任は非常に重いです。
また、例えば刑事事件などでは、犯罪の被害者の方に接触して謝罪や示談交渉などを行ったり、民事事件でも紛争になっている相手方に対して本人に代わって話をしていったりします。このような場合に、相手方の強い感情をそのままぶつけられることもあります。これは非常に精神的な負担がかかる場合もありますが、自分の行動によって、互いの感情が和らげられるときもあります。こうしたときなどはやはり良かったなと思う場合があるそうです。
また、常に依頼者の方を思って気遣って仕事をしてもその想いがうまく伝わらない場合があります。例えば依頼者の方がインターネットで似たような裁判の結果を探してきて、そちらが正解だと思い込んでしまうと、依頼者と弁護士の心がすれ違ってしまい、お互い不幸な結末になってしまうことがあります。
「このような場合は、やはりコミュニケーションや信頼関係が足りない場合が多いので、少し時間をかけて依頼者の方とお話をするようにしています。依頼者の方に安心していただくためにも、弁護士は交渉力や説得力だけでなく、人柄がやはり重要だと思います」
と、ある弁護士さんは語ります。
弁護士は信じられないほどさまざまな境遇の人とかかわりあいながら仕事をします。どんな人から依頼を受けても、常にベストの結果を出さなくてはいけないので、ニュースや社会状況に細かく目を向けておくことが大事です。また突然、大きな交渉が必要な状況に遭遇しても、依頼者の方の依頼内容を実現できるような交渉力や気概が求められます。

関連する仕事の楽しいこと・大変なこともチェックしよう

関連する記事

弁護士を目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT