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ナレーターになるには

ナレーターになるには

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高校卒業後、4年制大学や短大、専門学校を卒業しナレーターとなるのが一般的です。場合によっては、一度会社員になってから独学や通信教育などで学び、ナレーターを目指す方もいます。ナレーターになるために資格は必要ありませんが、実力社会のため、どれだけ幅広い表現ができるか、また自分にしかできない表現ができるかは収入を左右します。そして、特にフリーランスとして仕事を獲得するためには人脈も大切な要素となるため、専門学校に通っておくことで紹介をしてもらえたり、現役ナレーターとして活躍する講師とのパイプができたりするなど有利なこともあります。

プロダクションや事務所への所属ができるかは第一関門

養成所や専門学校でナレーターの知識を学び、スキルを磨いたとしても、卒業後すぐにナレーターになれるわけではありません。まずは所属する事務所を決める必要があります。多くのナレーター志望の学生は、養成所であればその養成所を運営する事務所に所属できるよう在籍中にしっかりとアピールをします。専門学校であれば、卒業までに所属事務所が決まるように、事務所のオーディションを受け続けます。万が一卒業までに所属事務所が決まらなければ、また別の養成所に入り、事務所に所属できるよう努力を続けます。

事務所に所属してもすぐに仕事があるわけではない

無事、所属事務所が決まった場合であってもすぐに安定した仕事があるわけではありません。事務所は所属するナレーターにとっては「雇ってくれている会社」ではなく、あくまで「窓口」にすぎません。そのため、仕事は自分でオーディションを受け、勝ち取っていかなければなりません。もちろん、フリーランスのナレーターに比べ、事務所に所属していればオーディションの情報が得やすいメリットはあります。多くの番組制作会社は、番組にナレーターが必要になったときに毎回募集をかけたりフリーランスから探すといったことはしません。なじみのあるナレーター事務所に声をかけることが多いため、ナレーターはできるだけたくさんのチャンスをつかむためにも、より関係構築ができているナレーター事務所を選ぶことが活躍のポイントとなります。

日々、オーディションを受け続ける

事務所に所属しながらオーディションを受け続け、まずは単発の仕事で実績を積みながら、徐々に定期的な仕事やレギュラーの仕事を勝ち取ることを目指します。そのため、自身のスキルアップを目指し訓練を積むことはもちろんですが、オーディションの合否を左右する「ボイスサンプル」を定期的に更新するなどの準備も怠りません。

取材協力

野﨑 千華(ナレーター/フリーアナウンサー)

元南日本放送アナウンサー。放送局退社後、養成所を経てナレーター、フリーアナウンサーとして活動。声優事務所やナレーター事務所に所属し、テレビ番組やCMナレーション、情報番組では生ナレーションにも携わる。2018年よりフリーランスで活動中。

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