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歯科医師は自分らしく活躍できる?

歯科医師は自分らしく活躍できる?

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歯科医師は男女どちらでも活躍できる仕事です。特に小さな子どもの患者は女性の歯科医師を希望することも多く、むしろ女性であることで仕事がしやすいこともあると言われています。女性ならではの働き方の一例を参考にしてみましょう。

女性の歯科医師もライフステージに合わせて働きやすい職業

女性の歯科医師もライフステージに合わせて働きやすい職業

歯科医師の数が多く、国家試験の合格率を下げているという話もありますが、それでもまだまだ現場では歯科医師の数が足りていません。
年々、街には歯科医院の数が増えているのですが、どの歯医医院もいつも混んでいるように思います。
当然、歯科医院の数が増えれば、歯科医師の需要も高まります。そのため、常に歯科医院では歯科医師を募集しています。歯科医師の資格をもっていれば食べていくのに困ることや、資格はあるのに仕事がないということはありません。
女性で歯科医師を目指す場合、結婚や出産といったライフステージに合わせて働くことができるかは気になると思います。実際、産休・育休制度はあまり整っていない現状はあります。
しかし、一度退職してもすぐに次の勤務先は見つかります。私の場合、出産後約3カ月で仕事に復帰しましたが、最初は週1回午前のみ、そこから徐々に勤務時間を増やしていきました。自分の希望する働き方が叶うのは魅力かもしれません。
さらに、歯科医院は日本全国すべての都道府県に存在します。例えば夫が会社員で転勤がある仕事だとしても、歯科医師は資格さえあれば日本中のどこででも働くことができます。
このように、パートタイム・フルタイム、勤務医・開業医など、働き方に多様性があるため、ライフステージに合った働き方ができる仕事だといえるでしょう。

自分の出産・子育て経験が仕事に生かせる

また、私は自分も子どもを産んでから妊娠している患者の気持ちもわかるようになりましたし、子どもをもつお母さんたちと悩みの共有もできるようになりました。
それまでは想像はできていても、実際にお母さんの立場や目線ではわからなかったことが、自分も子育てをするとすんなりと理解できることも増えたように思います。
そのため、産休中は「休んでいる」ようで実は自分の歯科医師としてのキャリアアップの時間だったのかもしれないと考えています。
また、患者の中には女医を希望される方も多く、女性の歯科医師に需要があると感じることは多くあります。特に、子どもの患者は女性の歯科医師のほうが安心することも多いようです。
泣いてしまったり、怖がったりしても安心感を与えることができるのは、女性の歯科医師のほうが得意かもしれませんし、そのようなときにも自分の子育て経験が生きています。

取材協力

山田玲奈

神奈川県出身。小さい頃から工作や絵を描くことが好きで、この特技を生かせる進路はないかと悩んでいた時に歯科医師になろうと思いつく。そこから猛勉強し東京医科歯科大学へ入学。卒業後は歯科医師として臨床や研究に従事し、現在は勤務医として地域の患者さんの歯科治療にあたっている。

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