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保健師になるための勉強時間・やり方

保健師になるための勉強時間・やり方

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看護師と保健師の国家資格、両方を取得するために、効率的な勉強方法はあるのでしょうか。また、勉強時間はどの程度必要なのでしょうか。高校生のころから勉強のしかたを身につけておく大切さを踏まえて、ある保健師が経験した勉強方法について説明しましょう。

可能な限り受験したい学校を早く決める

自分がどの学校にいきたいかを早めに決めておくと効率的に勉強ができます。大学であれば、国公立にいきたいのか、私立がいいのかで受験する科目も異なるからです。
ある保健師は国公立大学志望だったため、英語、国語、数学、生物と幅広く勉強したそうです。「高校3年生の夏休みは、受験のための勉強に毎日7~8時間かけていた」と言います。
また「受験勉強は日々の授業がベースとなるので、ふだんの授業をしっかり聞くことが大切」と話していました。

基礎学力づくりは1冊の問題集に特化。基礎を身につけたのちは過去問を解く

「勉強方法と言えば、基礎学力を身につけたうえで、志望校の過去問を解くことが効率的」とある保健師は言います。過去問は書店で購入、あるいはオープンキャンパスで手に入れることができます。その内容を参考に勉強することがおすすめだそうです。入学試験は大学によって記述式や選択式などの違いがあるので、過去問で勉強すると大学ごとの傾向がよくわかります。
また、基礎学力づくりとしては、高校あるいは塾で指定されている問題集を使って学習するのがよいでしょう。「問題集は幅広く手を出すより、1冊に特化したほうがいい」と、この保健師は言います。何度も同じ問題集を解き続けることで、基礎が身につき、難しい問題でも応用がきくようになります。
さらに、大手予備校の模試(駿台全国模試など)や看護大学、専門学校に特化した模試の両方を受けると、自分が今どのくらいのレベルなのか、実力を測ることも良い機会になると話してくれました。

取材協力

中屋朋子 石川綾海

小児保健分野の看護師を目指し、大学へ進学。大学四年の時、地域看護学実習で、保健師の仕事ぶりを目にして引き込まれ、保健師の道を志すように。卒業後、行政保健師を経て、健康保険組合の保健師となる。現在は、加入者の健康維持増進、疾病予防のために何ができるのか、悩みながら日々奮闘中! 東邦大学看護学部卒業後、行政保健師として高齢者の支援に従事。その中で、働く世代の健康を支援したいという思いを抱き、株式会社おかんへ参画。営業を経て、新規事業開発の部署へ配属。企業向けに食の意識・行動変容を促すセミナーを開催し、「働く」と「健康」の両立支援を行う。

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