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ソムリエのズバリ!将来性は?

ソムリエのズバリ!将来性は?

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最近のワインバーの人気ぶりなどを見る限り、日本のワイン消費量が上昇カーブを描く傾向はしばらく続くと予想されています。このため、ソムリエの存在価値はますます高まるでしょう。
経験を積んだソムリエが、国内外で行われるコンクールに出場して優秀な成績を収めると、テレビ出演や講演会のゲストに呼ばれる機会などが増えて名声が高まります。こうした機会を利用して資金を貯め、長年の夢だった自分の店(レストランやバーなど)を開業するソムリエもいるようです。

ソムリエの存在感が高まる

ワインが高級品と思われていたのは昔のこと。現在は、20歳以上であればコンビニエンスストアでも気軽に購入できるほど身近な飲み物になりました。メルシャン株式会社が発表した資料によると2017年における日本人一人当たりのワイン消費量は2.94リットル。2004年の1.79リットルから比べると上昇しています。最近のワインバーの人気ぶりなどを見ても、この傾向はしばらく続くと予想されており、ソムリエの存在価値はますます高まるでしょう。

ソムリエとしてステップアップ

国内外で行われるソムリエコンクールなどで優秀な成績を収めると、テレビ出演や講演会のゲストに呼ばれる機会などが増えて名声が高まります。
その間にワインに関する著作を出す、ワインバーのプロデュースに携わるなど仕事の幅を広げると、さらにステップアップできるでしょう。
また、フランス流のマナーは日本とは違うものもたくさんあります。フランスへ研修やソムリエ修業に行くのも有益です。ワイナリーを訪ね、醸造体験をしたり、醸造段階にワイナリーオーナーに提案したりすることもできます。

独立・開業する

ソムリエの多くが、自分の店(レストランやバーなど)を出すことが夢だといいます。出店には、店舗費用やワイン購入費、人件費、宣伝費など多くの資金が必要になります。
また、お客さまに継続的に店に来てもらうためには、幅広い知識と経験を備えたスタッフを揃える必要もあります。
自分の店を流行らせるには多くの高い壁が立ちはだかりますが、これらを乗り越えて繁盛店になったときには、大きな喜びを感じることができるでしょう。

取材協力・監修

熊谷真由美※2020年8月31日更新

JSA認定ソムリエ 料理研究家 フランスチーズ鑑評騎士。料理教室とお菓子教室ラクレムデクレム新浦安(東京ベイ)主宰。パリの料理製菓専門学校ル・コルドン・ブルーにて最高免状を取得後、フィリップ・コンティチーニ氏のパリのミシュラン星付きレストランで修業し、帰国後、恵比寿のシャトーレストラン《タイユバン・ロブション》で研鑽を積む。独立後、家庭でも食文化を通じて、楽しい美味しい時間を過ごすフランス流のおもてなしを提案。1999年にワインとチーズのマリアージュの講座を先駆けで作った。著書に『ワインとチーズを楽しむ生活』(河出書房新社)がある。

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