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建築学では何をどのように学ぶか

建築の世界の共通言語ともいえるのが設計図面です。建築家は、作りたい建築物を図面に表現し、情報伝達を行います。そこでまず、建築設計製図などの科目で図面の読み描きを身につけ、CADなどの科目で、コンピュータを使って設計図面を表現するスキルを養います。

※このコンテンツは2018年の取材に基づき構成しています

製図を表現するスキルを学ぶ

まずは設計図面の読み描きを身につける

建築の世界の共通言語ともいえるのが設計図面です。建築家は、作りたい建築物を図面に表現し、情報伝達を行います。そこでまず、建築設計製図などの科目で図面の読み描きを身につけ、CADなどの科目でコンピュータを使って設計図面を表現するスキルを養います。
また、建築史や建築意匠といった科目では、芸術的な視点から建物について学びます。「建築史」では、その土地の風土や文化に育まれてきた建築の変遷をたどり、そこに求められる普遍的な美しさについて考察します。また、「建築意匠」では、機能性を備えた現代に求められる美しさやデザインについて学びます。
また、耐久性という観点から理解するために、工学分野の科目も学びます。「建築構造」や「構造力学」といった科目では、地震や台風をはじめ、さまざまな力に対して、安全・安心な空間を構築するための理論と技術を学び、「建築材料」では多様な材料の特性と合理的な活用法について学びます。
当然、快適性も求められます。建築環境などの科目では、熱、空気、光、水、音といった建物の周囲を取り巻く環境について理解を深め、「環境設備」などの科目で、環境の効率的な制御技術を学びます。
そのほか、「建築法規」や、街や都市としての景観のあり方などについて学ぶ「まちづくり」や「都市計画」といった科目もあります。

実験や実習、建物見学などの授業も

座学で知識を身につけると同時に、製図や模型づくり、コンクリート強度や測量などを行う演習・実習なども多く設けられています。
実際に街に出て、建築物を見学することも多くの大学で取り入れられています。歴史的価値を見いだすことはもちろん、スタジアム、美術館など優れた意匠を見ることで、学んだ知識をさらに深めることができます。なかには、国内だけでなく、海外まで遠征する研修プログラムを設けている大学もあります。
1~2年で基礎的な分野を学び、3~4年次には研究室に所属し、関心ある分野をさらに深く学んでいくことになります。建築工学、建築デザイン、企画マネジメントなど、専門分野によってコースや専攻などが設けられている大学もあります。建築業界は、それぞれの専門分野によって分業化されています。自分は将来どんな分野で活躍したいのかを考えながら学ぶことで、将来の進路選択がスムーズになるでしょう。

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脱炭素やカーボンニュートラルを実現する建築技術者を目指せます

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